気がつけば、今年も年の瀬を迎えました。
サカエ建材は 12月26日をもって仕事納め となります。
「今年ももう終わるんだな」と感じながら、
年末という節目に、この一年を少し振り返ってみたいと思います。
6月のグランドオープンから始まった一年
今年6月、PACOのモデルハウスをグランドオープンしました。
始めたばかりの頃は、期待と同時に不安も大きく、
「本当に問い合わせは来るのだろうか」
「小さな家という考え方は受け入れてもらえるのだろうか」
そんなことを考えながらのスタートでした。
正直に言えば、
始めたばかりで、すべてのことに十分な知識があったわけではありません。
分からないこと、判断に迷うことも多く、その都度調べ直したり、
専門家に確認しながら、一つひとつ進めてきました。
個人・企業あわせて56件の問い合わせ
それでも少しずつ見学やご相談が増え、
6月のグランドオープンから現在まで、個人・企業あわせて56件の問い合わせをいただくことができました。
この数字は、決して派手なものではないかもしれません。
けれど、私たちにとってはとても重みのある数字です。
一件一件の問い合わせの背景には、
それぞれの悩みや迷い、そして「一歩踏み出そう」という気持ちがありました。
契約になった案件、ならなかった案件
56件の中には、実際に契約に至った案件もあります。
一方で、土地の条件が厳しく、建築が難しいと判断し、契約にならなかった案件もありました。
敷地の広さや形状、道路条件、用途地域、法的な制限など、
「建てたい気持ちはあっても、今は難しい」というケースは決して少なくありません。
無理をすれば進められる場合もあります。
それでも、後々の負担やリスクが大きくなると判断したときは、
正直に「難しい」というお話をさせていただきました。
知識がないからこそ大切にしたこと
始めたばかりで、知識や経験が十分でない部分もありました。
だからこそ、
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分からないことは分からないと言う
-
その場で答えられないことは持ち帰って確認する
-
無理に話をまとめない
この姿勢だけは大切にしてきました。
契約になった案件からも、
土地の条件で見送った案件からも、
私たち自身が学ばせていただくことは本当に多くありました。
住まいとしても、事業としても
お問い合わせの内容は、
個人の住まいとしてのご相談だけでなく、
美容室・小さな事務所・店舗など、事業用としての検討も増えてきました。
「最初から大きな建物は不安」
「できるだけ身の丈に合った形で始めたい」
そんな声に、PACOという選択肢が少しずつ届いてきていることを、
現場で実感しています。
数字よりも残ったもの
56件という数字以上に、
「相談してよかった」
「現実的な話が聞けた」
そう言っていただけたことが、強く印象に残っています。
建てる・建てないに関わらず、
納得した判断ができることが一番大切だと、改めて感じた一年でした。
来年に向けて
来年は、
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建てられる土地と難しい土地の違い
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小さな家に必要な敷地条件
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実際にかかる費用や維持費
こうした点を、より分かりやすく発信していきたいと考えています。
まだまだ勉強中ではありますが、
一つひとつの経験を、次に活かしていきたいと思います。
最後に
6月のグランドオープンから今日まで、
関わってくださったすべての方に、心より感謝いたします。
来年も、
無理のない家づくり、
無理のない始め方を、
一緒に考えていけたら嬉しいです。
~お問い合わせ~
株式会社むさしの サカエ建材
埼玉県秩父市大野原567
TEL0494-22-5556
定休日:第2第3土曜日・日曜祝日
営業時間:8時~17時